地域医療構想への対応(2019年9月27日)
2019年9月27日掲載
今般、新聞報道等により「地域医療構想における再編・統合の必要がある病院」として東佐賀病院の名前が公表されたところですが、今回の公表により直ちに病院の統合や縮小となるものではありません。
今後、地域の関係者で構成される地域医療構想調整会議において、診療機能の必要性や病床の適正規模などを協議し、当院の将来に向けた方向性を再検証していくこととなります。
当院としましては引き続き、地域で必要とされる医療を提供できるよう、地域医療構想調整会議に積極的に参画し、診療実績や地域での役割等についてしっかりと説明してまいります。
併せて、当院は九州で最大規模の重症心身障害児者医療を担い、また、結核医療の佐賀県内最終拠点病院としての役割も担っており、これらのセーフティネット系医療を確実に実施していくためには急性期医療と一体として運営する必要があり、当該構想区域の急性期医療の事情に加え、当院の特徴も考慮いただく必要があると考えております。
従いまして、現在、当院で行っております診療体制には一切変更はありませんので、引き続き安心して受診していただきますようお願いいたします。
令和元年9月27日
東佐賀病院長 北島吉彦
東佐賀病院長 北島吉彦