呼吸器内科このページを印刷する - 呼吸器内科

診療内容

呼吸器内科
当院は日本呼吸器学会の認定施設であり、一般呼吸器疾患(気管支喘息、気管支炎、肺炎、COPDなど)の診断・治療を行っています。当科の病床数は一般 20床(急性期)、結核30床で、そのほか地域包括ケア病棟にて慢性呼吸不全に対する呼吸リハビリテーションを行っています。また当院は佐賀県で唯一の結核病床を有する施設でもあり、佐賀県内全域および福岡県久留米市・朝倉市などからも結核患者の紹介を受け診療しています。患者さんの病状に応じて、より精密な検査や手術などの処置が必要と考えられる場合には、大学病院を含め他の医療機関で診療を受けられるよう紹介しています。また患者さんの病状や御希望に応じて、近隣の医療機関や訪問看護ステーションと連携し、呼吸器疾患を有する患者さんの在宅医療をサポートしています。

外来

月、火、木曜日の午前に新患外来を行っています。紹介患者さんのみではなく、紹介状のない患者さんも診療しています。また、木曜日を除く月、火、水、金曜日に再来の患者さんの診療を行っています。平成29年から看護部の協力の下、慢性呼吸器疾患看護認定看護師や3学会合同呼吸療法認定士(3学会:日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会)の資格を有する看護師による呼吸器看護外来を開始し、医師の診察とともに呼吸器疾患を有する患者さんの療養指導・吸入指導などを行っています。

入院

一般病棟では、肺炎、気管支喘息発作、急性呼吸不全、慢性呼吸不全の増悪などの診療を行っています。その中でも在宅酸素、在宅人工呼吸器導入に対する教育、呼吸器リハビリテーションを積極的に行っています。平成29年から医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・栄養士・社会福祉士による呼吸ケアチームを立ち上げ、個別にカンファレンスを行いながら多職種で急性期および慢性呼吸器疾患の治療に携わっています。

結核について

日本では、2015年のデータで年間18280人の新規結核患者が発生しています。結核患者数は減少傾向ですが、すでに低まん延国となっている他の先進国に比べて日本は人口あたりの患者数が多く、依然中まん延国の状態です。高齢者や合併症を有する患者が多く、また若年者の受診の遅れ、ホームレスや外国籍の結核患者の増加が問題となっています。 結核症の治療は、4種類の抗結核薬で治療を開始し、薬剤耐性がなければ6ヶ月で治療は終了します(3種類の薬剤で治療する場合は9ヶ月)。排菌があり隔離入院となった後、治療にて改善し結核病棟を退院する際には、地域の保健所や病院と連携して治療の継続が問題なくできるような体制を整えています。 また当院では国立病院機構の一施設として、結核症の臨床研究に協力しています。

最後に

佐賀県東部地区は呼吸器内科専門医の少ない地域であり、地域の患者さん・家族・施設職員を対象に平成29年8月から呼吸器公開講座を開始しました。呼吸器疾患に興味のおありの方、御本人・御家族が呼吸器疾患にて通院中の方、介護施設にて呼吸器疾患の患者さんを介護されておられる職員の方などに是非参加していただいて、みんなで呼吸器疾患を学び治療効果を高められればと思っています。

医師紹介

職名 氏名 専門分野 所属学会 資格など

医長

犬山 正仁

喘息
COPD

日本アレルギー学会専門医
日本内科学会総合内科専門医

医長

小林 弘美

呼吸器内科

医学博士
日本内科学会認定医・専門医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
日本医師会認定産業医
日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
日本結核病学会結核・抗酸菌症認定医
日本がん治療認定医
日本プライマリケア連合学会認定医

医長

田中 将英

呼吸器内科

日本内科学会総合内科専門医
日本呼吸器学会呼吸器専門医

医師

千布 節

呼吸器内科

日本内科学会認定医
日本医師会認定産業医