平成24年度議事録このページを印刷する - 平成24年度議事録

橈骨遠位端骨折患者に対する把持動作時の前腕筋群の筋活動

申請番号 24-1
申請者 作業療法士 野田 康平
課題 橈骨遠位端骨折患者に対する把持動作時の前腕筋群の筋活動
【概要】
 臨床場面において、握力低下が認められる疾患の一つに橈骨遠位端骨折があり、握力の改善に難渋した経験がある。握力に関与する筋は主に前腕の屈筋郡であるが、十分な握力を出すためには前腕の伸筋郡の作用による手関節の固定が必要である。これまでも本骨折と握力の関係や表面筋電図を健常肢への研究は行われているが、本骨折患者の筋活動等の詳細は不明な点が多い。
 この研究の目的は、橈骨遠位端骨折治療中患者の把持動作における前腕屈筋群の筋活動と握力の関係を明らかにし、本骨折後の握力練習の一助にすることである。
判定 承認 計画どおり承認とする